睡眠薬を飲んで
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この問題に着手してから3年が過ぎています。 着手したのが12月、結果の報告書が出来るのが。4月ぐらいになるだろうと思っていました。 ただしこれは当時の私の仕事量が増えない場合の見積もりです。 「この問題に集中させてくれれば、3ヶ月ぐらいで何とかなるかな。」などと甘いことを考えていました。 しかしこの後、仕事は洪水のようにやって来て、そのうち何度か津波にも襲われました。 洪水をだれもせき止めてはくれない。私はとうとうできないと断りました。 「できない」というのは本当に悔しいのです。しかしやめるわけにはいかないのです。 私の口からこぼれた「できない」の言葉は、本当にできないという意味ではないからなのです。 睡眠薬を飲んで おかしいな。不思議に思っていたら知らない間に寝てしまっていた。 睡眠薬を寝る前に飲んで そこの先生にそう話すと、 「だいぶ疲れてるな」と言って、聴診器もあてずに 「睡眠薬出しておくから、寝る前に飲んで」と言って風邪薬と睡眠薬をくれた。 疲れたので帰ります しかし飲むまもなく、その日の夜も帰れない昼夜勤務。頭痛い。 機械装置に致命的な問題もなかったので、つぎの日あちこちに 「疲れたので帰ります」を連発して、昼過ぎにようやく会社を出た。 家についてほっとした。疲れているのに眠れない。 夕食が終わって風呂から上がって8時ごろ睡眠薬を飲んで 子供と一緒に布団に入った。9時過ぎても眠くならない。 おかしいな。不思議に思っていたら知らない間に寝てしまっていた。 次の日が大変。まさに金縛り状態。3ヵ月分の疲れがいっぺんに出たようで、 寝ても寝ても体もまぶたも重い。次の日の夕方ぐらいまで体が重かった。 そーいえば昔疲れたときはこんな感じだったような気がする。 夕方になって、こんなに眠ったのは久しぶりだと思った。 しかしこれをウィークデーに飲んだりすると、次の日、会社行けないだろうな。 ◆ プロであることが恥ずかしい日。プロであることが誇らしい日。
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